福岡花市場について

組合長挨拶

令和4年度を迎えるにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
組合員の皆様におかれましては、平素より当組合の運営に際しまして、格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて令和3年度を振り返ってみますと、世界経済は全世界的なコロナ禍による各国の防疫措置強化や、資源価格上昇と物資不足により、停滞状況が続いていました。さらに、コロナ変異株の感染拡大により、新興国を中心として工業生産活動が大きく制限され、これが世界的な物資供給体制の制約や資源価格の高騰に拍車をかけ、経済の停滞が続くこととなりました。
そして年が明けた2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が発生、世界情勢は見通せなくなりました。特にエネルギー分野において、ロシアが重要な供給源となっている天然ガス、石油、石炭の供給が見通せず、世界経済の回復は更なる遅延が避けられそうにありません。エネルギー供給を海外に依存する日本経済も同様で、生産活動の下振れの深刻化が懸念されています。
この様な情勢の中、花き産業においては、昨年度に比べると経済活動自粛による影響は少なく、コロナ禍以前には及ばないものの、年度当初は比較的順調な滑り出しとなりました。農林水産省においては、2020年に引き続き、「花いっぱいプロジェクト2021」が実施されるとともに、夏期に開催されたオリンピック・パラリンピックにおいては、ロンドン2012大会以来2大会ぶりとなるビクトリーブーケが副賞として授与され、花きの消費拡大が図られました。
また、長期化するコロナ禍において、企業では花の活用方法が「ギフト」から「コミュニケーションツール」へと変化するとともに、個人用では家庭需要の増加や、サブスク(定期購入)の台頭により小型の花の需要が増大し、花の消費の下支えとなりました。
一方、生産分野においては花き生産量減少が続くとともに、海外からの輸入量減少の影響もあり、卸売市場として入荷量の確保に奔走する1年となりました。コロナ禍での産地営業では、満足に産地に足を運ぶことが出来ませんでしたが、組合員皆様のご協力もあり、入荷数量は前年を割りこんだものの大幅に減少することはなく、単価高にも支えられて販売高は前年を大きく上回ることができました。
今後も生産量は減少し続けると思われますので、消費者の需要を満たすため、福岡県花卉農協グループは、九州・山口の拠点市場としての機能発揮をより一層求められるようになると感じております。必要とされる花を滞りなく提供するために、質と量を兼ね備えた供給体制の構築をめざし、今後も役職員一丸となって取り組んでまいりますので、何とぞ引き続きのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

代表理事組合長写真

福岡県花卉農業協同組合 代表理事組合長 笠 文樹

組織図

福岡県花卉農業協同組合組織図

平成29年10月1日

組織図

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